建てた新築住宅を売るにはどうすればいいか
ローンを組んで建てた新築住宅も近所付き合いがうまくいかなかったり、ローン返済が困難になったりと言ったもので新築を手放すこともあります。
また、あるいは思っていたものと違っていたといった事情もあるでしょう。
そんな時に新築を売る必要が出てきます。
今回は新築を売るにはどうすればいいかについてお話しします。
・新築は高く売るのに適している
基本的に新築を売るのは不動産会社に相談するのが一番です。
くわえて築年数5年未満の家は高く売るのに適しています。
きちんとした不動産会社に依頼すれば、購入価格よりも高く売ることもできるといわれています。
実際に不動産流通経営協会が発表した調査によれば、築5年以内の物件を売却した場合、全体の70%が購入価格の同等以上で売れたという報告もあるくらいです。
また、一度も入居していない物件の場合は「新築」表記できるのでとにかく早い段階で売るのが重要といえるでしょう。
反対にそれを超えると一気に売る際の価格が低下します。
・新築を売る場合の注意点
新築を売る場合は、注意点もあります。
それは、残ったローン、様々な費用が発生することです。
新築を売ってもローンは残ります。
そのため、ローンの残りを売ったお金で補てんしなければいけません。
不足した場合は、自分で補てんする必要があります。
ちなみに住宅ローンの抵当に家が入っているため、売ることが確定した時点で全額返済しなければいけません。
様々な費用が発生します。
売ったお金から、仲介手数料（売却価格×3％＋6万円＋消費税）、登記関係費用（抵当権抹消費用と司法書士報酬料、数万円未満）、そして売買契約書に貼る収入印紙代や見逃せないのが引っ越し代です。
これらは、意外に高額になることもあります。
